ブランクがあっても素敵に働く人(2)

   

佐竹悠さん

satake大学卒業後、社会福祉法人むそう(当時は、NPO法人ふわり)で障害者支援に従事し、知的児ケア、自閉症、重度心身サービスを担当した。在学中からも、友だちから「はるかちゃんは、福祉に向いているね」といわれるほど自分でも好きだと思う。好きすぎてつい、頑張りすぎる自分がいる。

障害者支援一筋で仕事を続けているが、職場は、むそう(半田市)、くるくる(刈谷市)と転職している。どちらも頑張りすぎが原因で体調を崩して退職した。だから今は、フリーターになるのかな、活躍できる現場を探している。半年くらいのブランク期間があると、また仕事に復帰したくなるくらい福祉の世界は魅力的で、彼らと一緒にいると楽しい。大阪の吉本興業がスカウトに来てもいいんじゃないかと思うほど、利用者は面白いことをしてくれる。一人一人の笑顔にパワーがあって、こちらが元気をもらえる。

転職やブランクを経験してみて思うこと。確かに、新しい環境に入るのは怖い。ただ、福祉の現場は、先輩(上司)が丁寧にレクチャーしてくれたので安心して働くことができるので、上司の人となりもポイントになる。職場環境の良さも魅力の一つかもしれない。

大学を卒業してかれこれ14年、あの時出会った知的障害児との出会いが楽しくて今も続いている。

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