体験! せっかく取った資格 ~私の得意~

      2016/11/17

8月18日、31日 10:00~12:00  講師:特定非営利活動法人絆 山崎紀恵子氏

絆にはたくさんのヘルパーやボランティアが関わって地域の高齢者・障がい者・子育て中の家族を支えています。

 山崎さんは「今日は自分を見つめ、自分のいいところを知る時間にしてください」とおっしゃり、18日は“ももたろう”、31日は“5人のツアーガイド”というというゲームを体験しました。“ももたろう”は雉・サル・犬の中で誰を1番に連れていくか順番を決め、ツアーガイドはそれぞれの性格を見て、依頼する順番を決めるゲームです。

まず個人で順番を決めて理由も話しながら発表し、その後チームで話し合って順番を決めました。合意形成を図るゲームで、ただ多数決で決めるのではなく、話し合って納得したうえでチームの順番を決めていきました。仕事をしていく上で、合意形成は大切なことである。グループで話していくと、自分とは違う様々な考え方を学ぶことができ、自分の考え方の癖を知る機会にもなりました。

 次にヘルパーの資格を取ろうと思った理由を8つ書き出し発表しました。それぞれ受講した理由はいろいろあり、共通の理由もあれば、違った理由もあり、少し考えた後の言葉や考えというのが意外と本当の気持ちであったりすると山崎さんはおっしゃりました。

 次に自分の長所を8つ書き出すゲームで、自分を見つめなおし、長所や短所を考えてみましたが、長所はなかなか出なくて、短所はたくさん出てくることに気付きました。

 最後に絆の様子をスライドで見ました。絆のミッションは「困った時はお互いさま」の心で助け合い、助け合いの輪を地域に広げることで、高齢者・障がい者の支援だけでなく、ゆとりの居場所やコミュニティカフェなども営んでいます。定年後の人も子育て中の人も障がい者、ひきこもりの人も地域の人材だと説明していただきました。「ピンチはチャンス」「○○しかできないということは、○○ならできるということだよ」とおっしゃったことが印象的でした。

《参加者の感想》

  • 資格は取っただけで終わることなく活かさなければならないと思った
  • 人の役に立ちたいという気持ちが根本にあったことを思い出した
  • 講師の方の暖かさ、優しさが伝わってきた

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