体験! ケアする人のケア ~アロマで癒し~

      2016/11/17

8月3日、8月30日 13:00~15:00
講師:一般社団法人アロマハンドトリートメント協会所属 小竹山順子氏

 小竹山さんは施設で看護師として働いている中、介護される方だけでなく、介護者自身のケアも大切だとお話された。

まずは、ハーブティーをいただき、心をリラックスさせました。疲労回復効果を持つ”ハイビスカス”、レモン40個分のビタミンCを含む“ローズヒップ”、アンチエイジングに効く抗酸化作用のある“ブルーマロン”、胃腸の調子を整える“ペパーミント”の4種類のハーブから抽出されたハーブティーは、飲むだけで健康になれそうです。

 WHOが提唱する健康とは、「精神的にも、肉体的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」。たとえば、病気ではないが、ストレスを抱えているような状況である場合、それは健康ではないということです。ストレスを放っておくと、肩こりや腰痛、目覚めが悪い、深夜に目が覚めるなどの体調不良につながります。「からだ」のケアだけでなく、「こころ」のケアも必要なことだと説明していただきました。

 アロマは、「こころ」のケアに最適なものです。「芳香療法」とも呼ばれるアロマセラピーは、香りによって自然治癒力を高める効果があり、フランスでは医療行為として用いられているそうです。

 今回の講座では、アロマセラピーを実際に体験し、香りと「こころ」の関係性について学びました。気分が落ち込んでいるときは、オレンジの香りに魅かれるということ。また、ラベンダーには深いリラックス効果があることなど。香りを用いて今の自分の精神状況を把握する方法や、香りを使用することで簡単に「こころ」のケアを行うことができることを学びました。

aroma

《参加者の感想》

  • ハーブティおいしかったです
  • 気持ちがよくなり、眠くなってしまいました
  • 選んだ香りでからだやこころの状態がわかってしまうのは驚きました

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